Gait Posture. 2012 Mar;35(3):367-72. Epub 2011 Nov 9.Functional near-infrared spectroscopy (fNIRS) of brain function during active balancing using a video game system.Karim H, Schmidt B, Dart D, Beluk N, Huppert T.
VRはWiiやKinect等が普及したことにより、研究が多くなりました。
また、臨床応用が可能となるような研究も多いです。
この論文ではWiiFitを行っているときの脳活動をNIRSで測定しています。
課題としてWiiFitのダウンヒルスラロームを行っています。
前頭野、運動野、感覚野、側頭野の脳血流をNIRSで測定しています。
結果です。
左右の上側頭回、縁上回の領域が活動していました。
また右の上側頭回はバランスタスクが難しくなると活動が増加しました。
ビデオを見ているだけのコントロールタスクを行った場合には血流に変化が認められませんでした。
上側頭回は前庭機能にかかわっているそうです。
そのため、VRを行うことで前庭機能の改善が期待できるかもしれません。
バランスが悪い人に対して、前庭機能のリハビリを行える日も近そうです。
誰かが前庭機能を鍛えるのに特化したVRプログラムを開発してくれる日を望みます。
なければ頑張って自分で作るかもしれません 笑
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